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「大麻利用で自殺率3倍、うつ発症率37%増」オックスフォード大学などが発表

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アメリカを中心に解禁の波が訪れている大麻。
「アルコールより安全」などとされる一方、やはり注意点もあるようです。詳細は以下から。

イギリス・BBC放送の報道によると、オックスフォード大学とモントリオールのマギル大学の研究者たちが大麻の若年層への影響を発表したそうです。
これは過去に行われた23000人以上の若者を対象にした11の研究から明らかになったもので、うつの兆候を示していた、または家族にうつ患者がいるケースは除外。
18歳以前に大麻を使用すると、成人期にうつを発症する可能性が37%増加したとされています。
さらに不安に悩まされるケースや自殺率を調査したところ、不安についてはリスクが高まったものの、統計的に有意とは見なされない結果に。しかし自殺率については、3倍高くなったとされています。
10代のうち9人に1人が大麻を使用しているイギリスとウェールズ。この結果を「重要な公衆衛生問題」と位置づけているものの、「若年層に悪影響をもたらす」と断定できない側面もあるとのこと。
なぜなら関連性を証明するためには実際に若者を使った試験を行う必要がありますが、それは非倫理的であるため。
今回の調査結果について「おそらく正しい」という表現にとどめていますが、一方でうつを発症する確率より統合失調症に似た精神疾患を引き起こす確率のほうが高いとされています。
「大麻が若年層に悪影響を与えるおそれがあうる」とされた今回の研究結果。しかしながら未成年に悪影響を及ぼすのは飲酒であろうと変わらないため、何事も大人になってから……という話ではないでしょうか。
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