世界初のAndroidスマホを手がけたHTCがどんどん縮小するなど、中国メーカー台頭のあおりをまともに食らっている台湾のスマホ業界。
そんな中、ASUSが今年から体制を切り替えます。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、ASUSのスマホ事業新体制が発足したそうです。
これは昨年12月から同社が進めてきたもので、ビジネスの焦点を中国勢の台頭で競争が激化している一般コンシューマーでなくゲーマーおよびパワーユーザーに特化。
昨年発売したゲーミングスマホ「ROG Phone」第2弾(Snapdragon 855搭載)においてTencentとの提携を目指すほか、2019年半ば以前にハイエンドユーザー向けのZenFoneシリーズを展開するとのこと。
しかし普及価格帯のモデルについては、先日台湾で正式発表され、そう遠くないうちに日本でも発売されるとみられる「ZenFone Max Pro M2」が最後になる見通しとされています。
なお、「ZenFone Max Pro M2」はゴリラガラス6を採用した6.3インチ液晶にSnapdragon 660、5000mAhバッテリーなどを搭載。ミドルレンジ機としてはかなりバランスがよく、日本市場での正式発表も待たれます。
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