仮想通貨のマイニングブーム終了で、メーカー各社が大きな痛手を被っています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、メーカー各社が収益性を犠牲にしてまでGPUの値下げに踏み切っているそうです。
これは仮想通貨マイニングのブームが終わった結果、AMDおよびNVIDIAからチップセットの供給を受けていたGPUメーカー各社の在庫が一気に積み上がったため。
すでに「Radeon RX580」「GeForce GTX 1060/1070」といったグラフィックカードが急速な値下がりを見せており、台湾メーカー各社は今年に入ってから2ヶ月連続で損失を計上したとされています。
なお、どれだけ影響が大きいのかを端的に示すのが、AMDのチップセットを採用している「Tul」の業績。2019年1月の収益が前年同月比85.7%減となっています。
急速に市場が縮小していることもあり、2019年中ごろまで終わらない可能性があるGPUの在庫消化。パソコンの新調を考えているユーザーにとっては朗報かもしれません。
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