NTTドコモが純増数トップに輝いたことが明らかになりました。
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大手3社が発表した2013年12月度の契約数データによると、各社の純増数は以下の通り。なんとNTTドコモが3G対応PS Vitaによるプリペイド契約で純増1位に輝いた2011年12月以来、実に2年ぶりのトップとなっています。
NTTドコモ:27万9100
KDDI:22万2600
ソフトバンクモバイル:22万4300
・13:25追記
2013年12月度のNTTドコモ契約数の内訳。プリペイド契約が7900、通信モジュールサービスは1万4700純増する一方で、iモードやspモード契約自体は1万3600の純減。いまだにフィーチャーフォンやスマートフォンといった純粋な「携帯電話」でのインターネット契約自体は減少しています。
地域別の内訳。純増数27万9100のうち、24万200契約が関東・甲信越地方と突出。日本通信やIIJ、OCNなどの事業者がドコモ回線を用いて提供している格安SIMカードの契約数は同地方で一括カウントされるため、今回の純増トップは大半がSIMカード発行によるものだと分かります。
単価の低いMVNOでの契約が増える一方で、なかなか純粋な「携帯電話」自体の契約増にこぎつけることができずにいるNTTドコモ。しかし純減が続いていた関東・甲信越地方以外での契約数が純増に転じていることを考えると、iPhoneによる底上げ効果は十分にあったのではないでしょうか。
(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)