脆弱性が相次いで発覚し、対策を施すたびにプロセッサの処理能力低下に悩むIntelが、屈辱の選択を迫られることになりました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Intelが第8世代および第9世代プロセッサの値下げを検討していることをマザーボード製造メーカー関係者が明かしたそうです。
値下げ幅は最低でも10%になる見込みで、AMDとの競合が激しい製品においては最大15%に達するとのこと。つまり500ドルで販売されているCore i9-9900Kが75ドル値引かれる可能性があるわけです。
このような施策に打って出ないといけない背景には、AMDが「Ryzen 3000」「Radeon RX 5000」などをリリースする中、Intelの第10世代プロセッサの出荷が来年にまでずれ込むことなどが挙げられています。
報道についてコメントを避けたIntel。逆風の中でシェアを伸ばすためには、最新プロセッサの値引き販売もやむを得ない選択肢かもしれません。
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