消費増税に伴う措置として本日から導入されたキャッシュレス決済時のポイント還元事業。
対象店舗を検索するアプリが地獄のように使いづらく、もし万に一つでも開発に税金が投じられているのであれば憤りさえ覚えるレベルでした。詳細は以下から。
Google Playで公開されている「ポイント還元対象店舗検索アプリ」。いきなり星1.2という、不吉なスコアが表示されています。
やたら画質の悪い画像で行われるアプリの解説。対象店舗をすぐ探せる、かんたん、使える支払い方法が店舗ごとに一覧できる……というのが売りです。
それではさっそく買い物に立ち寄ったエリアで使ってみました。いきなり見る気をなくすような光景から始まります。
店舗が密集する地帯だとピンがものすごいことに。もう少し拡大してみることにします。
タップしてみないとどれがどの店舗か分からないピンが大量に。地図上から探すのみで店舗名での検索機能などもなく、「対象店舗をすぐ探せる」は誇大広告もいいところです。
なお、支払い方法などを見たければもう一度タップが必要。支払い方法のアイコンが小さくて見づらいのも不便です。
「auショップ ○○店」と表記されるべき店が「Auショップ」という表記に。正確な店舗名が分からないのは致命的です。
「MAPで開く」をタップすると、なぜか店舗名や住所でなく緯度経度ベースの情報が出てきます。もうわけが分からないよ……
Google Playの評価は5段階中星1.2。至極まっとうな評価です。
レビューも散々。「簡単には消費者に還元しないつもりなのか」とまで言われてしまいました。
消費増税に伴う消費の落ち込みをカバーする意味合いも強いキャッシュレス還元事業。生活にダイレクトに影響するため、本来ここで指摘されているような問題点を先回りしてすべて解決した上で、検索アプリが提供されるべきです。