NTTドコモの「らくらくスマートフォン」が海外でヒットしたという声も聞こえ始めるなど、高齢者や子どもに配慮したスマートフォンのニーズが増しつつある昨今ですが、ウィルコムが「AQUOS Phone ef WX05SH」を発表したので、さっそくレビューをお届けします。
これが「AQUOS Phone ef WX05SH」本体。約4.0インチフルワイドVGA(854×480)液晶、第4世代Snapdragon「MSM8260A(デュアルコア、1.5GHz)」、1GB RAMなどを搭載し、下り最大42MbpsのDC-HSDPAやプラチナバンド、1.5GHz、2.1GHzの3G、そしてPHS通信およびPHSテザリングに対応した2013年夏モデル「AQUOS Phone es WX04SH」がベースです。
背面には500万画素カメラ
上部には電源ボタンとイヤホン端子
防水キャップ。IPx5/IPx7の防水・防塵性能を実現しています。
下部にはmicroUSB端子
「AQUOS Phone es WX04SH」本体(右)と並べてみたところ。ハードキーに色が着いたほか、正面からも本体カラーを見えやすくすることで、ほかの家族のスマートフォンと混同してしまわずに済むようになるなど、デザイン面にも注意が払われています。
メニュー画面を縦スクロールのみに固定し、タイル状のUIを導入。なんと他社で展開されている高齢者向けスマートフォンと異なり、Google Playを利用できるのもポイント。
「孫とLINEでコミュニケーションを」という、ハイブロウなおじいちゃん・おばあちゃん向けにLINEもプリインストール。
誰かに自分の電話番号を聞かれた時でも、「自局電話番号」をタップするだけで即座に表示できます。
アンチウイルスアプリなど、安心ツールも導入。
そして今回の目玉機能の1つとなる保護者向けアプリ「まもるゾウ」。
長電話などを防ぐ「電話利用制限」
さらに曜日ごとに「利用していい時間帯」を設定可能
利用してもいいアプリも個別に指定できるため、子どもにスマートフォンを持たせるのが不安な場合でも安心……というわけです。
そして高齢者向けの目玉機能「かんたんズーム」。画面下部の虫メガネボタンをタップすると、あらゆるものを拡大して見ることができるようになります。
地図アプリはランドマークやインターフェースの見やすさを重視し、あえてYahoo!のものを採用。
実際に操作してみたところ。非常に分かりやすいインターフェースです。
文字が見やすく、誰でも使える「AQUOS Phone ef WX05SH」 – YouTube
カラーバリエーションはピンクとグレースシルバーの2色。
なお、発売日は3月上旬を予定しています。
WILLCOM|STOLA
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/04s/index.html