スマホ黎明期から代表的な存在だったクアルコムのプロセッサ「Snapdragon」への依存率が、今後大幅に下がるかもしれません。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、「Kirin」シリーズを搭載しているHuaweiに続いて、Xiaomi、Oppo、Vivoといった世界シェア上位の中国メーカー各社が独自プロセッサの研究開発を進めているそうです。
Vivoは11月に5Gスマホ「Vivo X30」にSamsungの「Exynos 980」を採用。同社エグゼクティブバイスプレジデント・Hu Baishan氏は、プロセッサの微調整に関与していたことを明かしています。
また、Oppoも5G/6G、AI、AR、ビッグデータなど新興技術の開発に注力し、今後3年間で合計500億元(71億3100万米ドル)を研究開発にあてると発表。「Oppo M1」と呼ばれるプロセッサを開発しているとのこと。
2017年に初の独自プロセッサ「Surge S1」を製品化したものの「Surge S2」の音沙汰がないXiaomiも、半導体関連企業への投資を進めていると業界関係者はコメントしています。
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