スマホ本体割引をつぶした総務省が今度はカウントフリーサービスを規制します。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、総務省は25日に有識者会議を開き、スマホで特定の動画配信サービスなどを使い放題にする「ゼロレーティング(カウントフリー)」サービスに関する指針案をまとめたそうです。
指針案では月の通信量の上限を超過し、通信速度が制限される際は「ゼロレーティングサービスも含めて一律に実施することが望ましい」としており、大手通信事業者に対応を求めたとのこと。
規制の背景として以下の理由が挙げられています。
・ゼロレーティング利用者がネットワークに負荷をかけ、非利用者に影響を与えかねない
・YouTubeなど巨大IT企業のサービスに人気が集中し、中小の事業者が育たなくなる
なお、ゼロレーティングサービスは人気が高く、ソフトバンクは先日主力プラン「ウルトラギガモンスター+」でAmazon Prime Videoも「動画SNS放題」に含めると発表したばかり。
総務省は「直ちに事業法上問題とはならない」と注記し過度な規制を避けたとされていますが、携帯電話事業が許認可制である以上、各社は従うほかありません。
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