5Gの経済性や実用性で先行するHuaweiを押さえ込むべく、アメリカが規制を強化する可能性が浮上しました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、アメリカがHuaweiへの製品輸出規制を強化し、対象を「アメリカの知財や部品が10%以上含まれているもの」に変更するおそれがあるそうです。
これはスマホ向けプロセッサなどを製造している世界トップクラスの半導体メーカー・TSMCがHuaweiへプロセッサを輸出できないようにするためのもの。
もし規制が強化された場合、アメリカの知財を15%含んでいる14nmプロセスを採用したチップセットが輸出できなくなるとされています。
ただしTSMCが製造を手がけるチップセットのうち、最先端の5nmや7nmプロセスを採用したものは基準をクリアできる(アメリカの知財は9%)ため、最新のハイエンドスマホなどに影響は出ない模様。
さらに14nmチップセットについても、Huaweiには中国の半導体メーカー・SMIC(Semiconductor Manufacturing International Corporation)から購入する手段が残されているとされています。
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