見送られることが決まっていた次世代CPU「Broadwell」のデスクトップ版が投入されることになりました。
Intel Sets Sights on Reinvention of Desktop Computing
現地時間の3月19日に発表されたプレスリリースにおいて、Intelは「Broadwell」のコードネームで開発している第5世代Coreプロセッサのデスクトップ版を投入することを表明しています。
同社はデスクトップパソコン市場の成熟を受け、ノートパソコンなどのモバイル向けのみに「Broadwell」を投入し、デスクトップには現行の「Haswell」に手を加えたモデルのみを提供する予定でしたが、今回の発表はそれを覆すもの。
「Broadwell」は「Iris Pro Graphics」を採用することで、グラフィック性能もさらに強化されています。
なお、8コア・16スレッドやDDR4メモリにも対応したほか、ダブルグリスバーガー問題を解決してオーバークロック耐性を備えた「Broadwell」ベースの新プロセッサ「Devil’s Canyon」は今年半ばに投入される予定。
デスクトップにも力を入れることになった今回の方針転換について、Intelは小型パソコンやオールインワンパソコンといったカテゴリが熱を帯び始めていることを挙げています。