少し早い夏休みにフェリーで四国に渡り、桃太郎伝説の舞台・鬼ヶ島やアートと猫を楽しめる直島など、離島を旅したBUZZAP編集部。
人口カバー率99%をうたう「au 4G LTE」エリアの広さを確かめるべく、LTEのみデータ通信が可能なMVNO「mineo」を各所で試してみたところ、海の上ですら通信できたことに驚かされました。そこで今度は、山奥で通信できるのかどうかを、実際に車で走って試した様子をお届けします。
鬼ヶ島・直島を回り、高松に戻ってからはレンタカーで市街地から25kmほど離れた山奥にある「塩江温泉郷」に。
大雨の中、コンビニすら無い山道をひたすら運転していましたが、au 4G LTEが圏外になることはなく、いつでもmineoはつながりました。
泊まったのは周囲を山に囲まれた新樺川観光ホテル。
お部屋は和室。内風呂にも温泉が引かれています。
同ホテルではインターネット回線が提供されていませんでしたが、mineoのテザリング機能を使うことで、パソコンで快適にネット接続を楽しめました。一眼レフで撮影した旅の写真をパソコンで整理してSNSにアップしたい……といった要望にもしっかり応えてくれます。
さすがに写真撮影はできなかったものの、公式サイトで紹介されているホテルの露天風呂はこんな感じ。「美肌づくりの湯」「べっぴんの湯」と言われる温泉なだけあって、お肌がツルツルに。旅の疲れも一気に癒され、しっかりと眠ることができました。
翌日も雨模様ではあったものの、外はなかなか風情のある景色。
ホテルをチェックアウトする際、スタッフに「おすすめのうどん店」を聞いたところ、「山越うどん」を薦められたので、さっそく行ってみることに。山道を20kmほど走る必要がありましたが、特に圏外にはなりません。
途中で雨脚が強くなり、バケツをひっくり返したような大雨に。なお、8月3日(日)は台風12号の影響で四国の天気は大荒れ。愛媛県、高知県では記録的豪雨となり、各地で避難指示・勧告が出ていました。
そんな中、ようやく山越うどんにたどり着いた……と思いきや、まさかの定休日に愕然とするBUZZAP編集部。
食べ損ねてしまったメニューたち。高いものでも300円と非常にリーズナブルですが、「午前9時~午後1時30分」という営業時間の短さには注意が必要かもしれません。
うどんを目いっぱい食べるべく、朝食をあまり食べなかったこともあり、さらに山の中で車を走らせ、17km弱離れた「山内うどん」に。その名の通り山の中にあるうどん屋さんですが、豪雨にもかかわらず営業していました。
店内は観光で訪れたとおぼしき人たちなどでごった返していました。やはり「香川に来たからにはうどん」と思う人は多いようです。
さっそくカウンターに並んでみます。
メニューは5種類とシンプル。特大でも400円です。
まずはトレイを取り、うどんを注文。今回はひやひや(おだし、うどん共に冷たいもの)を頼んでみました。
最初にうどんを注文し、いなり寿司や天ぷらを好きなように追加するのが本場・香川県のうどん店。このスタイルは丸亀製麺などの影響で全国に広がりつつあります。
店の奥ではうどんを打つ光景が見られました。
ちくわ天とエビのかきあげ天を載せて完成。
AQUOS SERIEなら被写体に応じて最も上手い写真の撮り方を教えてくれるフレーミングアドバイザー機能が搭載されているため、旅のお供として活躍してくれます。
タピオカを使った冷凍うどんとはひと味もふた味も違う、コシのあるうどんと、おそらくかつおベースと思われる、あまり甘みの強くないおだしが絶妙にマッチ。肉厚のちくわ天は染み込んだおだしによって味に複雑さが生まれ、揚げ物にもかかわらず重たさを感じさせません。「これが本場のうどんか……」と、思わず唸ってしまう一品でした。
ちなみに店内でもau 4G LTEおよびmineoは利用可能。撮った写真をすぐさまSNSにアップできます。なお、2.1GHzのLTEのみに対応したiPhone 5では3G表示だったため、800MHz(プラチナバンド)で整備されたLTEエリアであることが分かります。
実に60km以上を走り、山奥でもLTEが問題無く使えることを証明した形となったこの道行き。次は読者の無病息災を願い、こんぴらさんをお参りします。