発売日が8月29日に決定した「HTC J butterfly HTL23」のレビューをお届けします。
高級イヤホン付属で音にこだわった「HTC J」、防水性能や国内初のフルHD液晶を備えた「HTC J butterfly」、そしてカメラの画質や本体スピーカーの音質にこだわった「HTC J One」など、既存のシリーズから良いところだけを踏襲。さらに各部をブラッシュアップさせた、本当の意味で「iPhone 6とぶつかれるスマホ」ですが、はたしてどのようなモデルなのでしょうか。
「HTC J butterfly HTL23」本体。5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、Snapdragon 801(2.3GHz、クアッドコア)、2GB RAM、フルセグなどを備え、新たに「キャリアアグリゲーション」および「WiMAX 2+」、IPX7の防水にも対応したAndroid4.4スマートフォンです。
国内初となる500万画素フロントカメラでキレイな自撮りを実現。
実際に触ってみたところ。ぬるぬるとしたレスポンスで動作します。
HTC J butterfly HTL23を触ってみた – YouTube
背面にはメインカメラとして1300万画素と200万画素の2つのレンズで、人間の目のような奥行き情報を取得し、3D効果や撮影後のピント変更が可能な「デュオカメラ」を搭載。バッテリー容量は2700mAhにアップしました。
撮った後にフォーカスを変えることができる「UFocus」はこんな感じ。
他社の最新モデルでも撮影モードの1つとして同様の機能が提供されているケースがありますが、HTC J butterfly HTL23ではデフォルトで利用可能。実は非常に大きなポイントです。
HTC J butterfly HTL23の「UFocus」 – YouTube
上部に電源ボタンと赤外線ポート
下部にはmicroUSB端子とイヤホンジャック。ついにキャップレス防水に対応です。
サイドには音量ボタンやSIMカード、microSDXCカードスロット。どこから見ても同じ赤さに見える塗装が施されています。
カラーバリエーションは3色。
ホワイトはつや消し、ブルーは光沢多めで角度によっては黒っぽく見えなくもありません。
ハイレゾ音源にも対応した「JBL ハイパフォーマンス インイヤー ヘッドフォン」を同梱。2~3万円のハイエンドイヤホンを普段使いするようなユーザーには物足りないかもしれませんが、別途1万円程度のイヤホンを買うくらいなら……と思える音質でした。少なくともオマケの域を逸脱しているアイテムです。
本体に搭載されたステレオスピーカーもHTC J Oneよりさらに大音量&高音質に。音を大きくしても破たんしません。
HTC J butterflyに搭載された大音量スピーカー「Boomsound」01 – YouTube
HTC J butterflyに搭載された大音量スピーカー「Boomsound」02 – YouTube
赤外線、おサイフケータイ、フルセグにも対応。十分な処理能力と高音質、高画質、防水、日本人向け機能など、詰め込めるだけ詰め込んだのがHTC J butterfly HTL23です。
オプションとして提供される「ドットビューケース」は電話やメールの着信通知、バッテリー残量もドット調でお知らせしてくれます。
HTC J butterfly HTL23の「ドットビューケース」 – YouTube
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