ついに本日発売となったiPhone 6。在京メディア各社が首都圏で行われる発売記念イベントを取材する中、BUZZAP編集部ではあえて関西唯一のKDDI直営店「au OSAKA」でのイベントを取材してみました。
恒例のハイタッチも行われるなど、大盛況となったほか、auのCMキャラクターとしてテレビ出演している杉咲花さんが登場し、かわいらしさを感じさせるトークを繰り広げるなど、盛りだくさんの内容となっていました。また、iPhone 6を実際に触ってみた感想もお届けします。
◆ヨドバシ梅田よりも並んだ「au OSAKA」
いよいよiPhone 6発売の朝6時30分ごろ、BUZZAP編集部がまず向かったのは「日本で一番売り上げるヨドバシ」ことヨドバシカメラマルチメディア梅田。よくよく見ると入口の右横に看板や人影が見えます。
すでにiPhone 6を予約した人が並んでいる待機列でした。
よくよく見るとソフトバンク・ドコモが10人弱並んでいるのに対し、auはわずか2人のみ。それはそうと「とある科学の超電磁砲」デザインがあしらわれたブランケットが非常に気になります。
au版iPhone 6待機列のあまりの少なさに首をかしげながら、すぐそばのグランフロント大阪にある関西唯一のKDDI直営店「au OSAKA」に向かってみると……
そこにはヨドバシカメラマルチメディア梅田前で見かけたどのキャリアの列よりも多い人がいました。
ちなみに同じグランフロント大阪には「docomo OSAKA」「ソフトバンク グランフロント大阪」といった、携帯会社直営の旗艦店がありますが、待機列はありません。
そうこうしているうちに、au OSAKA内に待機列が入る時間となりました。
◆ハイタッチでスタートしたiPhone 6発売イベント
歓声の中、スタッフとのハイタッチで待機列の入場スタート。BUZZAP!で新型iPhone発売記念イベントを取材するのは初めてですが、お祭りのように喩える人が多いのがよく分かります。
iPhone 6購入者がハイテンションでハイタッチ in au OSAKA – YouTube
中には自作のiPhone 6/iPhone 6 Plus被りモノを身に着けた人も。かなりの気合いの入りようです。
いよいよiPhone 6発売イベント開始。KDDI株式会社 コンシューマ関西支社長 齋藤裕弘氏がau版iPhone 6の強みとして「全部入り」であることを強調。料金プランも完全通話定額と6段階のパケットパックで構成された新プラン「カケホとデジラ」だけでなく、旧プランも選べます。
会場に「花」を添えるため、auのCMキャラクター・杉崎花さんが登場しました。
やや緊張気味なところがかわいく、場を和ませていた杉崎さんと齋藤氏のトーク。
杉咲花と齋藤KDDI関西支社長のiPhone 6発売記念トークセッション in au OSAKA – YouTube
東京会場(KDDIデザイニングスタジオ)とのリアルタイム中継で同じauのCMキャラクターを務める松岡修造さんや福士蒼汰さんとのやりとりも披露されました。
松岡修造や福士蒼汰出演のau版iPhone 6発売イベント東京会場とリアルタイム中継 – YouTube
そしていよいよカウントダウン。
iPhone 6発売カウントダウン in au OSAKA – YouTube
みんなで手を振り上げて「5、4、3、2、1、ゼロ!!!」とカウントすると場内には金銀のテープが飛び交い、無事全国一斉発売を迎えました。
iPhone 6/iPhone 6 Plus購入者第1号には杉崎さんがシャツにサインし、齋藤氏によってiPhoneが手渡されました。
一連の様子はこんな感じ。
購入者第1号にiPhone 6手渡し、杉崎花がシャツにサインも – YouTube
みんなとてもいい笑顔です。
最後に杉崎さんがiPhone 6 Plusを手に取りトーク。「移動中などに映画を見るのに使いたい」とした上で、auのネットワークについて「ストレスなく快適に使える」「仕事で北海道や神戸に行くけれど、いろいろなところでつながりやすい」などとコメントしました。
杉崎花がiPhone 6 Plusとauのネットワークを語る – YouTube
フォトセッションの様子。杉崎さんが持っているのがiPhone 6 Plus、齋藤氏が持っているのはiPhone 6です。
なお、齋藤氏はイベント後の囲み取材で、iPhone 6商戦での販売戦略について「ネットワークの良さを説明して、お客様に納得していただきたい」という考えを示したほか、気になる在庫状況については「供給についてははっきりと言えないものの、初動の感触ではそれほど枯渇している状況にはない」とコメント。
iPhone 5s/5cの時にヒートアップしすぎていた感のあるキャッシュバックについては、「業界全体で問題になったので、(5sの時のような)競走は無いと考えている」としていました。
発売イベント終了後の店内。契約手続きを待つ人々で溢れかえっていました。
こちらは今回のイベントに合わせ、東京からやってきたという女性。被りモノは自作で、お目当てはiPhone 6の16GBモデルだそうです。
◆iPhone 6ざっくりレビュー、一番気になる持ちやすさは?
それではさっそく、ついに姿を見せた「iPhone 6」本体をざっくりとレビュー
4.7インチ液晶搭載で、iPhone 5(4インチ液晶)と並べると大きくなったことが分かりますが、そこまで極端な差ではありません。
背面はこんな感じ。
カメラはやや出っ張っています。
iPhone 5と比べて薄く、角が取れて持ちやすいデザインになっています。
背面にある防犯装置のせいで持ちづらいものの、片手でも画面の大半はカバーできる印象。大画面化で持ちにくくなるというデメリットよりも、見やすさなどのメリットの方が大きいのではないでしょうか。
こちらは5.5インチの大画面モデルとなった「iPhone 6 Plus」。単独で見ると大きさはピンときませんが……
iPhone 5と並べるとその大きさは一目瞭然。
iPhone 6同様、薄型ボディに。
背面はこんな感じ。
iPhone 6とカメラ周りのデザインはほぼ同じです。
片手持ちはかなり厳しく、両手持ち前提に。しかし画面が非常に見やすいというメリットもあるため、もともと両手持ちの女性や、スーツの胸ポケットに入れて手帳のように用いるビジネスマンにはiPhone 6 Plusのほうが向いているかもしれません。
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