ソフトバンクのフレームレススマホ「AQUOS CRYSTAL」発表時に冬モデルとして同時に発表されたものの、モックでの展示となっていた「AQUOS CRYSTAL X」の実機レビューをお届けします。
「AQUOS CRYSTAL」はコストパフォーマンスに重きを置き、性能が抑えられる形となっていましたが、同モデルは日本市場を意識し、フルスペックを詰め込んでいます。
CEATEC JAPAN 2014のシャープブースでは「AQUOS CRYSTAL X」の実機が展示されていました。
ベゼルレスの5.5インチフルHD(1920×1080)S-CG Silicon液晶、2.3GHzクアッドコアプロセッサ、120万画素前面カメラ、ワンセグ、Bluetooth 4.0、IEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LANなどを搭載。防水および赤外線通信には非対応です。
受話スピーカーではなく、パネル面の振動で音声を伝える「ダイレクトウェーブレシーバー」を搭載。画面のどこに耳を当てても声を聞き取ることができる、京セラのスマートソニックレシーバーライクな機能です。
AQUOS CRYSTAL(右)と並べたところ。背面カメラはリアルタイムなHDR撮影が可能な約1310万画素のものを採用。バッテリー容量は2610mAhです。
実際に触ってみたところはこんな感じ。AQUOS CRYSTALには若干のもたつきがありましたが、スイスイと動きます。
フレームレススマホ「AQUOS CRYSTAL X」の実機を触ってみた – YouTube
また、圧縮された音楽データの情報を復元し、音質を向上させるharman社独自技術「Clari-Fi」を備え、ミュージックプレーヤー再生時やYouTubeなどの動画再生時に高音質サウンドを楽しめるほか、複数台で1枚の画像を表示できる新機能「Swipe Pair(仮)」にも対応。
「Swipe Pair(仮)」を使ったAQUOS CRYSTALたち。まるでデジタルサイネージのようです。
動画で見るとなかなか壮観。
「AQUOS CRYSTAL」をずらっと並べるとこうなる – YouTube
なお、「AQUOS CRYSTAL X」は12月以降発売予定。ソフトバンクのFDD-LTE、AXGPの両方に対応するほか、次世代音声通話技術「VoLTE」もサポートするとされています。