昨年春に国内初となる「ガラホ」を発表したKDDIが、新たに4Gガラケーを発表しました。4Gのみに対応することで、高音質な「VoLTE」を用いた通話が可能となるほか、LINEなどの便利アプリも利用できます。詳細は以下から。
こちらが2月下旬発売予定の「GRATINA 4G」。3.4インチフルワイドVGA(854×480)液晶にSnapdragon 210、800万画素カメラを備えたフィーチャーフォン(ガラケー)で、音声通話やデータ通信に3Gを用いず、4Gネットワークのみで通信します。
昨年発売された「AQUOS K」がリテラシー高めのユーザー向けだったのに対し、GRATINA 4Gはガラケーを使いたいユーザー向けのモデル。持ちやすいラウンド形状に耐衝撃・防水・防塵性能、スマートソニックレシーバーを備えています。
カラーバリエーションは4色。
実際に触ってみたところ。基本的な操作性はガラケーと全く同じです。
プリセットされたLINEによってテキストや写真、動画を共有できるほか、ドコモやソフトバンクが販売している同様のモデルでは搭載が見送られているWi-FiおよびWi-Fiテザリング、Bluetoothテザリングを利用可能。Wi-Fiスポットがある環境であれば、パケット通信料がかからない仕組みです。
より押しやすくなったキーだけでなく、タッチポインターでも操作可能。ブラウジングやLINEの利用時に重宝しそうです。
さらにauシェアリンクを利用すれば、GRATINA 4Gで撮った写真を自動でタブレットにバックアップすることもできます。
ちなみに本体内の端末情報に記されたバージョンは「Android 4.2.2」で、かなりガラケー寄りのインターフェースにしているものの、基本的なAQUOS K同様「ガラケーライクなAndroid」という位置付け。パケット通信を抑えるために、端末を畳んでいる時などに自動通信は行わない仕組みとなっています。
スマホ最新機種 2016 春モデル|au