総務省が主導する「スマートフォンの販売適正化」を受け、iPhoneやXperiaといったハイエンドスマホの本体価格が引き上げられることになりそうです。詳細は以下から。
時事通信社の報道によると、スマホの販売適正化を議論している総務省の有識者会議が、4月から適用されているスマホの「実質0円」販売規制を強化する方針だそうです。
大手3社はスマホの実質販売価格を1万円程度に見直しましたが、指針違反が続出していることや、3万円以下の低価格端末などの普及を依然阻害していることを有識者会議は問題視。
利用者が合理的な額を負担しているか判断する基準を拡充するよう求めており、総務省は近く規制を強化する方針で、大手携帯3社はハイエンドモデルの販売価格を引き上げることになるとされています。
また、NHKの報道によると、今まで抜け道となっていた週末限定の値下げキャンペーンなども規制対象に。現在購入半年間となっているSIMロック期間についても、さらに短縮する方針であることや、MVNO(仮想移動体通信事業者)への回線貸出料の引き下げも求めるとしています。
「ゼロ円」規制指針、強化へ=スマホ販売、違反基準を拡充-総務省:時事ドットコム
携帯端末実質0円 「週末限定」なども禁止へ 総務省 | NHKニュース