スマホカメラ向けCMOSイメージセンサー世界最大手のソニーが、供給先を絞りつつあることが明らかになりました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、ソニーは現在、Appleおよび中国のスマホメーカートップ3(Huawei、Oppo、Vivo)に対し、優先的にCMOSセンサーを供給しているそうです。
これは主に中国勢のスマホ出荷台数が膨れ上がり続けているのに対し、ソニーの供給能力が追いつかないことを受けたもの。
これによりASUSやHTCといった台湾勢はソニーからCMOSセンサーの供給を受けられず、OmniVisionやSamsungに頼らざるを得なくなったとされています。
なお、OmniVisionのCMOSセンサーがエントリーモデル~ミドルレンジスマホ向けなのに対し、ソニーはミドルレンジ~ハイエンドスマホ向けの展開。Samsungは主に自社スマホに向けて製造しています。