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ソフトバンクがau対抗の完全データ定額プラン発表へ、キーワードは「ギガ死」でテザリングも視野に

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ソフトバンクが完全データ定額プラン発表の前触れと受け取れる動きを見せています。詳細は以下から。

ソフトバンクが自社サイトでなく、プレスリリース配信会社経由で発表した調査結果によると、同社は2019年3月に、10~60代の大手3社でスマホを契約しているユーザーに「スマートフォンの通信利用に関する実態調査」を実施したそうです。
これは全国1200人を対象にスマホの利用状況と速度制限にまつわるアンケートを行ったもので、約4割がパケ死ならぬ「ギガ死」を経験しており、約14人に1人がほぼ毎月ギガ死しているとのこと。

特に九州・沖縄ではギガ死の経験が54.3%と地域別で唯一の過半数超えを記録。原因として動画配信サービスやテザリングの影響が大きいことが挙げられています。

テザリングの利用動向。毎月速度制限を体験する人ほど、利用している傾向にあります。

なお、頻繁にギガ死する人ほど月間15~20GBなどの大容量プランを契約する傾向にあるものの、今の契約プランには満足しておらず、「今より容量の大きいプランにしたい」と考えていることも明らかに。

ギガ死した場合のフラストレーションも突出しています。

「動画やテザリングでギガ死する人たちが思いのほかいて、ストレスを溜めているようです」という内容となったソフトバンクの調査結果。
いつものように「ギガ死」というキャッチーなフレーズを用意していることからも、今回の調査結果を使って「ギガ死を防げる完全データ定額プランを作りました。これでストレスはありません!」と言うための布石としか思えません。
わざわざテザリングに言及しているあたり、20GBの上限を設けた「auデータMAXプラン」に対抗する気満々のように思えますが、「動画もテザリングも完全定額」となるのかどうかが気になるところです。
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