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ドンキの9980円格安タブレット「電子コミックス 読みまくリーダー」が全く電子書籍向けじゃない件について

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新書版コミックスとほぼ同じサイズでアスペクト比4:3のディスプレイ。
画面にこだわりを見せた電子書籍向け格安タブレットが、驚くほど電子書籍向けでない。そんな話をお届けします。詳細は以下から。

これが9月27日(金)から全国のドン・キホーテにて税抜9980円で発売される「電子コミックス 読みまくリーダー」。iPad miniシリーズとほぼ同じアスペクト比4:3の7.85インチディスプレイを備えたAndroid 8.1タブレットです。

MediaTekのMTK8163、1GB RAM、16GB ROM(64GBまでのmicroSDXCカードに対応)、一般的なスマホと大差ない3500mAhバッテリーを備えるなどタブレットとしての基本性能は低いと言わざるを得ません。

電子コミックス 読みまくリーダーの最も大きな特徴は「新書版コミックスとほぼ同じサイズ、アスペクト比4:3のディスプレイ」という点。基本性能こそ低いものの、電子書籍閲覧や簡単なブラウジング、メールのやりとりといった用途であれば問題なくこなせます。

しかし問題となるのが、その解像度の低さ。7.85インチの大きさに1024×768の解像度では163ppiしかなく、人の目がドットを認識できなくなる300ppiに遠く及ばないため、かなり粗い画面で電子書籍を読むことになります。

せめて近年のiPad miniシリーズのように4倍の解像度(2048×1536)があれば……と思ってしまいますが、この基本性能では解像度を上げてしまうと快適に電子書籍を読むことができなくなってしまうのも事実。
9980円という価格設定につい期待してしまう人も多そうですが、あまりオススメできる1台ではありません。
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