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GoogleのAndroid 4.4、実は意外と普及していることが明らかに

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Appleが自社のiOSの優位性として、Androidよりもアップデートが手厚く、最新OSの普及率が高いことを殊更に主張していますが、実は最新の「Android 4.4(KitKat)」は意外と普及していることが明らかになりました。

KitKat Adoption on Smartphones Grows Significantly, Hits 37% in North America | Chitika Online Advertising Network
調査会社Chitikaが発表したレポートによると、北米でAndroid 4.4のシェアが37%に達し、Android 4.1~4.3(Jelly Bean)の47%に次ぐ規模となったそうです。なお、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)は8%、Android 2.3(Gingerbread)は7%、Android 2.2(Froyo)は1%で、4.0以上が9割以上を占める結果に。

トップ5社のAndroid 4.4ユーザー比率。「Nexus」シリーズでおなじみのGoogleが96%で、次は59%のMotorola。HTCとSamsungが4割前後で肩を並べる一方で、LG電子は4台に1台しかAndroid 4.4ではありません。

ただしAndroid 4.4端末の割合を見ると、Galaxyシリーズが6割を占める結果に。つまりSamsungは自社スマホの4割しかAndroid 4.4に対応できていないものの、それでも同プラットフォームで6割のシェアを獲得したことになるわけですが、改めて同社のシェアの大きさを思い知らされます。

ちなみにAppleによると、Android全体で4.4のシェアはわずか9%。アメリカでのシェアを考えると違和感がありますが、裏返して考えると、先進国以外で展開されているスマホの4.4化がスムーズに進んでいない……ということの現れであるようです。

なお、Android 4.4ではChromeやYouTubeといったGoogleの各種サービスについて横断的にメモリ使用量を削減することに成功した結果、512MBのメモリでも快適に動作可能に。今までメモリの制約で最新のAndroidの恩恵を受けられなかったユーザーが救われる形となっています。

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