フィーチャーフォンやAndroidスマホを使い慣れたユーザーにとって、iPhoneに移行する際の大きなハードルだったのが「おサイフケータイ非対応」という部分。Felicaを使った決済はそれほどまでに日常生活に浸透しているわけですが、ついにドコモが新たなアプローチを提示しました。
CEATEC JAPAN 2014のNTTドコモブースでは、「おサイフケータイジャケット」の展示が行われていました。
これが「おサイフケータイジャケット」。約2.5ヶ月駆動できるBluetooth対応の「おサイフケータイジャケット01」と対応iPhoneケースで構成されています。
おサイフケータイジャケット01をケースにセットし……
iPhoneを装着すれば完成。アプリ「おサイフリンク」をインストールしたiPhoneとおサイフケータイジャケット01がBluetooth接続することで、iPhoneからサービスの登録が電子マネーのチャージが可能になります。
実際に使ってみたところ。おサイフケータイ搭載のスマホ感覚で利用できます。
iPhoneがFelica対応になる「おサイフケータイジャケット 01」デモ – YouTube
なお、10月下旬の発売時点で対応予定なのはANAおよびヨドバシカメラ。12月以降にiDやQUICPayが対応するほか、楽天Edyやローソンについては時期調整中とのこと。モバイルSuica対応が望まれるところです。
ちなみにおサイフケータイジャケット01は10メートル程度までならiPhoneと離れても利用可能。そのため「iPhoneをジャケットになど入れず、裸で利用したい」というユーザーは、パスケースなどに入れて使うこともできます。
実際におサイフケータイジャケット01で決済してみたところ。一般的なICカードと同じ感覚で利用できてます。
iPhoneがFelica対応になる「おサイフケータイジャケット 01」デモ 2 – YouTube
ケースのバリエーションはこんな感じ。対応機種はiPhone 5c/5s/6/6 PlusおよびiPad Air/mini Retinaディスプレイモデルで、他キャリア版でも利用できる点が大きなポイントです。