パイオニアや日立に続き、最後まで頑張っていたパナソニックまでもが2014年3月末で撤退し、国内勢がいなくなったプラズマテレビですが、海外勢も撤退してしまうことが明らかになりました。
長きにわたって続いた「液晶テレビ vs プラズマテレビ」の対立は、完全に終焉を迎えることとなります。
海外メディア「Trusted Reviews」の報道によると、今年7月に2014年内にプラズマテレビの生産を終了することを告知したSamsungに続いて、LG電子も年内に生産を終える方針であることが判明したそうです。
LGホームエンタテイメントのプロダクトコミュニケーションズディレクター、Hugo Shin氏は「まだ正確なタイミングを決めてはいないが、今年がプラズマテレビ生産の最後の年になると思われる」とコメントしたとのこと。
また、別のLG電子の幹部も「11月にも生産終了するのか」という問いに対して、うなずいたとしています。
なお、プラズマテレビは需要の低迷から部品調達コストが高騰し、本体価格を下げられなくなるなど、悪循環が発生しているのが現状。
「ポスト液晶」の最有力候補とみられる大型有機ELテレビがようやく製品化されたことも、プラズマテレビ終了を後押ししていると考えられます。
LG: This is the last year of plasma TVs – News – Trusted Reviews